講義と演習

心理療法の基礎としての遊戯療法入門

安島智子(このはな児童学研究所)

(1)5月19日,6月16日,7月21日,9月15日,10月20日,11月17日,12月15日,2018年1月19日,2月16日,3月9日(金)(2)8月18日,2018年3月23日(金)   19:00~21:00

この講座では、児童臨床の基本として大切な問題を、児童臨床のための知識として、また体験として身につけ、臨床の実践にすぐ役立つように内容が組み立てられています。
 10回の講義と2回のスーパーヴィジョンで構成されています。

講座内容
 (1)講義10回(金曜日 19:00~21:00)
  「心理療法の基礎としての遊戯療法」入門  
5月19日/6月16日/7月21日/9月15日/10月20日/11月17日/12月15日/
2018年1月19日/2月16日/3月9日
(2)スーパーヴィジョン2回(金曜日 19:00~21:00)
  「児童期・思春期ケーススーパーヴィジョン」
8月18日/3月23日

遊戯療法は、心理療法に必要なことが全て求められる。単に「言葉がうまく使えない子どもに対して、遊びを通したノンバーバルな関わりをする方法」というだけのものではないであろう。遊戯療法のトレーニングは受ける機会が少なく、その難しさもかかわらず、ケースは初心者の持つ力に頼られてきたことは否めない。ここでは、遊戯療法を実践する心理療法家が、長く実践を重ね、その成果を積み上げることができることを目指し、講義が遊戯療法のトレーニングにもなるように、また心理療法の基礎づくりにもなるように進めたいと思う。
<講義>
 1.遊戯療法-遊戯療法における診断、遊びの機能、遊びの可能性、関係の作り方-
 2.象徴性の理解とイメージ、物語性とドラマ性
 3.投影の理解と遊びの展開、転移の理解と遊びの表現
 4.遊戯療法の理論と技法(ドラ・カルフ、マイケル・フォーダム、M.アクスライン、アンナ・フロイト、メラニー・クライン、D.W.ウィニコット)
 5.ピアジェの発達心理学と遊戯療法
6.遊戯療法の言葉と対話、関係における身体感覚と言語化
7.遊戯療法における沈黙とノンバーバル・コミュニケーション
8.遊戯療法のプロセス・変容の過程
9.舞台装置としての遊戯療法空間・遊具
10.遊戯療法の中で展開される技法(アートセラピー、箱庭療法、行動療法等)、そして遊戯療法空間と現実生活をつなぐ事柄

<児童・思春期ケーススーパーヴィジョン>
1.スーパーヴィジョン①
2.スーパーヴィジョン②
定員:30名
参加費:45,000円
場所:このはな児童学研究所 研修室(小網町ハイツ504号室)