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ワークショップ

(12)コラージュ<制作>からコラージュ<療法>へどのように進化したのか

森谷寛之(京都文教大学)

2019年2月10日(日)   10:00 ~ 16:00


「コラージュ療法」とは筆者が1987 年春に突然,思いついたものである。雑誌などに掲載された既成の絵,写真,文字などを自由に切り抜き,台紙の上で構成し糊づけるという非常にシンプルで明確な方法である。どこにでもありふれた方法ということができる。
 しかし,コラージュ療法研修会参加希望者の事前アンケートでは,<コラージュ療法という言葉は聞いたことがあったが,実際,どうしたらよいのか>,<コラージュは知っていたが,コラージュ療法が教育で使われているのは初めて知った>,<学生の頃,美術の時間にコラージュ制作をしたが,コラージュ療法は初めて知った。ただの作品という意識しかなかった>,<美術の技法としての経験がある。美術教育との違いを知りたい>,<学生時代に,コラージュを楽しんでいる友だちが,先生に「幼いね」と注意を受けているのを見て,してはいけないことと思っていた>などの意見がある。
 「方法」を知っていれば誰でも自然発生的に「療法」へと行き着くわけでは決してない。「方法を知っている」ことと,「療法」という認識には雲泥の差がある。
 制作実習として,切り抜いてもよい雑誌やパンフレットなどを何冊か,また,糊とハサミを持参してほしい。コラージュ療法の活力は,この雑誌やパンフレットの内容に依存していることに注意してほしい。それ故に,この雑誌選びの段階からすでに研修が始まっているといえる。事例をお持ちの方は申し出て下さい。一緒に事例検討します。
参考図書:森谷寛之 2012 コラージュ療法実践の手引き 金剛出版