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箱庭療法国際資格取得特別プログラム
このはな市民カレッジ
特定非営利活動法人
このはな児童学研究所
〒103-0007
東京都中央区日本橋浜町2-25-2
チャンピオンタワー1F
TEL:03-3639-1790
(電話受付時間)月~金曜日10:00~17:00
E-mail:konohana@konohana.jp
ISST International Society for Sandplay Therapy
箱庭療法家のための国際資格取得への特別プログラム
国際箱庭療法学会のメンバーとなるISST国際資格の取得を目指す方々のための特別プログラムです。ISSTの規定にのっとって、国際資格取得のための研修を修了することができるように、逐次特別プログラムを提供してまいります。
今年は、アメリカからDr. Lorraine Razzi Freedle、ドイツからDr. Goerge Rascheをお招きいたしました。
Dr. Lorraine Razzi Freedleワークショップ
● 日 時: 2024年8月11日(日) 10:00 ~ 12:00、14:00 ~ 18:00
● 参加費: 8000円
● 会 場: 受講者の方にお知らせします。
テーマ:Introduction to Brain and Psyche in Sandplay Therapy
脳は複雑な物理的器官であり、ニューロン、グリア細胞、シナプスからなるシステムであり、私たちの身体、感情、思考を結び付け、他者や自然界ともつながっています。この複雑なシステムを動かしているのは何でしょうか?ユングは精神を“the great mover”と呼びました。箱庭療法の豊かな知覚と関係性の空間では、脳と精神がダイナミックな方法で相互作用し、神経発達、意識、全体性への動きを促進します。最新の神経画像研究、ブルース・ペリー博士のニューロ・シーケンシャル・モデル、神経科学やユング心理学に根ざしたその他の理論など箱庭療法の研究の進歩から、このワークショップでは、箱庭療法における脳と精神の相互作用を探求します。講義、ケーススタディ、ディスカッションを通じて、参加者は概念を深いレベルで理解し、統合する機会が得られます。
Dr. Lorraine Razzi Freedle:小児神経心理学者であり、STA/ISSTの箱庭療法士および Teacher。現在、STAとISSTの理事であり、Journal of Sandplay Therapy®の編集者を務める。
Dr. Goerge Rascheワークショップ
● 日 時: 2024年9月15日(日)10:00 ~ 12:00、14:00 ~ 18:00
<変 更> 2024年11月23日(土)10:00 ~ 12:00、14:00 ~ 17:00
● 参加費: 8000円
● 会 場: 受講者の方にお知らせします。
テーマ:Symbolism of Borderland
生態学的・政治的危機の時代には、私たちの世界における立ち位置とふさわしい意味という古くからの問いが深刻になります。ジェローム・バーンスタインの造語に従って、個人と集団の病理とその治癒の可能性についてお話します。C.G. ユングは、 患者に対する根本的な問いは、自分が無限の何かと関係していると感じるかどうかだと言いました。今日、多くの人々は(私はヨーロッパとアメリカから話しているわけですが)、不確実性と恐怖の感覚の中で生きています。活性化された集合的な影の危険性には気づかずに、(トム・シンガーが言うような)文化的自己を守るための元型的なメカニズムを私たちは目の当たりにしています。講義では、根絶された心理的状況の臨床的側面と社会的側面についてお話しします。
Dr. Goerge Rasche:ドイツ・ベルリンで子どもと大人のユング派分析家。長年、DGAP(ドイツ分析心理学協会)の会長を務め、IAAPの元副会長でもある。30年にわたり、ベルリ ン・シャルロッテンブルクの児童精神科クリニックの院長を務める。
このはな児童学研究所 沿革
このはな児童学研究所は、子どもを視座に置いた学びの場として、また心理療法の場として1987年に東京日本橋に創設されました。私どもは、このはな児童学研究所が人間性の土台となる<子どもなるもの>を生かすことができる土壌をもった場としてあり続けることを願い、また<子どもを視座に置いた時に見えてくることがら>を大切にした、<人間全体>にかかわる様々な活動を続けています。
理事長 安島智子
- 1987年 このはな児童学研究所の開所。
日本橋心理相談室が併設され、心理相談、心理臨床に関わる研究活動が始まる。 - 1990年 このはな心理臨床セミナー開講
- 1995年 このはな札幌心理相談室開設
- 2001年 フリースクール「このはな学舎」開設
- 2005年 特定非営利活動法人このはな児童学研究所として内閣府より認承される。