このはな児童学研究所

1年次

2年次

3年次

• 箱庭療法家のための国際資格取得への特別プログラムの2024年9月15日（日）開催分が2024年11月23日（土）に変更になりました。
• 箱庭療法家のための国際資格取得への特別プログラムが2024年8月11日（日）及び2024年9月15日（日）に開催されます。
• このはな児童学研究所　講演会・ワークショップが2024年11月3日（金曜・祝日）に開催されます。
• 箱庭療法家のための国際資格取得への特別プログラムが２０２３年９月１７日（日）に開催されました。
• このはな児童学研究所　市民カレッジが2023年7月14日（金）及び9月8日（金）に開催されました。
• このはな児童学研究所　講演会・ワークショップが2023年11月3日（金曜・祝日）に開催されました。
• このはな児童学研究所　講演会・ワークショップが2022年11月3日（木曜・祝日）に開催されました。会場変更になりました。（中央区立総合スポーツセンター）
• このはな児童学研究所　講演会・ワークショップが2021年11月3日（水）に開催されました。
• このはな児童学研究所　講演会・ワークショップが2019年11月3日（日）に開催されました。
• このはな児童学研究所　講演会・シンポジウムが2018年5月12日（土）に開催されました。
• このはな児童学研究所 ３０周年記念講演・シンポジウム、懇親会
  11月3日(祝)に開催されました。
• 日本遊戯療法学会第20回大会が2014年7月19日（土）・20日（日）に東京で開催されました。
• 東日本大震災シンポジウム「福島原発事故からの帰郷への構図－日本人にとっての“ふるさと”の創生－」を2013年5月12日（日）に開催しました。
• The third International
  congress for Mythodrama
  第3回国際ミソドラマコングレスを2011年11月5日(土）・6日（日）に開催しました。
• 申し込み方法・その他
• 「このはな心理臨床ジャーナル」
• 推薦図書『暴力の魔力－子どもたちの攻撃性と残忍性に対処するための示唆－』
• 日本臨床心理士資格認定協会
  研修承認講座
• 案内地図

特定非営利活動法人
このはな児童学研究所

〒103-0007
東京都中央区日本橋浜町2-25-2
チャンピオンタワー1F
TEL:03-3639-1790
（電話受付時間）月～金曜日10:00～17:00
E-mail:konohana@konohana.jp

森田喜治(龍谷大学)

5月19日(日)   13：00～18：00

　昨年遊びと感性について講義を行った。今回はさらに基本に立ち返って、遊びは遊べる感性、傾聴には聴くことの感性が、観察には観る感性が必要になる。現代の臨床家を目指す学生たちの多くが、テクニックとしての遊びを学んでいる。つまり遊びそのものができなくなっている現状にあり、子どもの遊びどころか治療者を目指す彼らのコミュニケーションが報告会に終わり、隣人に対してさえも心を開放することができずにいる姿に出会うことが多い。かつて、多くの精神科医、心理療法家が心の真実を模索し、そこに現代的な問題のあることが語られている中で、依然として彼らは新たな技法の提示にくらいついていく。もはや、魂の真実は模索されるものではなくなってきている感がある。心の真実はまさに魂の真実。私たちの行動は内界にある魂のア・プリオリな地の上に現れる図としてある。しかし、その図にのみ注目が生き、魂を忘れているといっても過言ではなかろう。人はそれぞれが違う、ある一定の専門家の気づきがすべてに共通するものではない。しかし、なぜか表層の現象に目を向けその専門家のスタイルをあたかもそれが自分のものであるかのように、同じようにすることを目的とし、自分の魂の言葉に耳を傾けることはない。
　心理療法の基礎についての文献を見ても、そこには技法の説明、新たな技法の紹介に終わっているものが多い。しかし臨床哲学を標榜する専門家たちはそこに基本的な魂の世界に目を向ける研究者も多くある。
　基礎の基礎とは①聴くこと②観ること③感ずることとなろう。今回はこの3点について講義と実習を行う。

お申し込みこちら