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ワークショップ

(1)Intensive遊戯療法 来談主訴を巡る課題の検討と遊戯療法技法

安島智子(このはな児童学研究所)

4月19日(土)13:00 ~ 18:00、4月20日(日)10:00 ~ 16:00   


 来談時に保護者によって書かれた主訴を巡ってセラピストは様々なことを考えることでしょう。主訴の背後にある課題をセラピストは本来の主訴として考えることが多いと思います。子どもの抱えるトラウマに対する繊細な感性と確かさは、遊戯療法の専門性として求められます。セラピストが持ち合わせている資質というより、どれだけトレーニングを受けているかということが重要になります。
 初日は、関係学(松村康平)に基づく多様な関係性を体験する研修を計画しています。赤ちゃんは成長過程で種々の関係体験(例えば指しゃぶりのような自分自身との関係性など)を重ねていきます。関わり方は、<自己・人・物>への、場面への、状況へのなどなど、多様ですが、関わり方の本質は内在、内接、接在、外接、外在のかかわりなのです。関係学の理論をアクションアプローチにより体験的に研修いたします。
 2 日目午前は、遊戯療法の中で遊べない時の小さな動きにも遊びの可能性を見つけることの大事さ、それも技法として身に着けることができます。また箱庭、描画、粘土、コラージュなど子どものこころが表現される遊び、身体遊びやごっこ遊びなど、遊戯療法の中で展開することはどれもトレーニングが必要です。遊べない時の小さな動きから小さな遊びをつくっていくことや、身体遊び、ごっこ遊びを、やはりアクション・アプロ―チによる研修を計画しています。2 日目午後は、事例をもとに研修いたします。講師も準備をいたしますが、事例提供される方があれば、大変嬉しいことです。

 参加してよかった思える時間となりますよう、努めさせていただきます。皆様のご参加をお待ちしております。