Ⅱ ワークショップ

①遊戯療法のためのintensiveワークショップ

安島智子(このはな児童学研究所)

5月6日(土),7日(日)   10:00~16:00

遊戯療法のための2日間のワークショップを行います。子どもの心理療法は遊戯療法で行われますが、遊戯療法をいかに行うかということは学ぶ機会がないまま遊戯療法を始めていることが多いのではないでしょうか。遊戯療法の基礎となる理論を取り上げ配布資料をもとに講義し、遊戯療法技法の体験実習を組み入れたintensiveワークショップを計画しています。2日間の内容は以下のように企画いたしました。どうぞ奮ってご参加ください。

1日目 遊戯療法と関係性
① マーラーの分離個体化の概念と関係性について
生物的誕生と心理的誕生は異なることを明確にしたマーラーの、乳幼児期に対する考え方を資料をもとに講義する。その際、誕生児の正常な自閉段階、共生段階、分離個体化の始まる孵化期、練習期、自己確立期をポイントにして関係性障害について考えてみたい。
② 異なる性質の関係性を視覚的構造的にみていく方法
関係学(松村康平)に基づいて講義し、関係性体験実習を行う。また個人の性格特性構造や集団において個人が位置づく状態を構造的に描く実習も入れながら、関係発展の構造変化をアクションを通して考えたい。
2日目 遊戯療法と「こころの世界」
  遊戯療法のセッションを、いかにマネージメントすることが治療的効果につながるのか、特に子どもが遊びとして表現したことをセラピストが「こころの世界」として受けとめることの意義と遊戯療法の効果的実践方法について講義する。続いて効果的方法の実習を行う。これらのことを通して、どのように遊戯療法を組み立てることが望ましいのかを考える機会としたい。事例発表をして検討を希望される方は事務局までご連絡ください。事例提供を期待します。